アメリカの空港で「やはり」なことの2つ。
- トイレの隙間が大
- サンドイッチ高すぎ
1に関しては26年前にJFK空港に来て初めて使った時に気がついたこと。トイレの扉の下がスカスカすぎ。膝くらいまでスカスカで、中に入っている人の足元がよく見える。防犯のためだとか中に人がいるかだとかの理由らしいが、日本のフルレングスの扉のトイレ文化に慣れている身としてはこのスカスカは厳しい。
「あんなにスカスカとかだったらパンツとかよく見えちゃうじゃん」と共に行った語学研修の仲間に言ったところ、「ふつうそんな下まで降ろさないから平気でしょ」とみんな口を揃えて言っていた。「えっ パンツ下まで降ろさないの?」どうやら人々が用を足す時はパンツは膝のところまでしか下げないらしい。わたしは足元まで降ろしていた。「そうじゃないと股が開かないでしょう。おしっこで太ももがびしゃびしゃになっちゃうんじゃないの」と言ったら、「ならないよ」と言う。
わたしはアメリカのトイレ下方部のスカスカにも衝撃を受けたが、人々のトイレ作法の自分との差にも衝撃を受けた。それまでの20年間、パンツは足元まで降ろすものだと信じていた。自分が当たり前だと思っていたことが全然当たり前ではない、と知った時というのが、1番のカルチャーショックである。その後、今に至るまで、ことある度にいろいろな人にパンツをどこまで降ろして用を足すかということを聞き続けている。多くの人が膝までしか下げないようで、わたしが変側だということを、その度に知る。
そして実は今でもそのJFK空港での出来事を思い出しながら、「膝までしかパンツを降ろさないで用を足す練習」というのを、時々密かにしている。つくづく思い知らされるのは、子供の時から身体に染みついたものは、なかなか引っ剥がすのが難しい、ということだ。わたしは、どうしたらそれを超克できるのか、自分に対し挑戦しているのだ。
今日、その練習の本番の日がやってきたと思った。アメリカのトイレのスカスカ具合は今も同じか…どうだろうか…という思いで空港の女子トイレの扉を開けた。やはり、トイレ文化は26年間何も変わらず、足元は膝まで扉無しであった。「わたしは進歩した。しかしトイレは進歩していない。さてどうするか。」そう思って26年間の練習の成果を出そうと、パンツを降ろすのは膝までにしてみた。難しい。詳細は割愛するが、他の方々がどのようにしているのか、聞いてみたい。精進せねばならぬ。
もう一つ。ワシントンD.C.の空港にて。やや腹が減ったので、深夜に空いていた売店でサンドイッチと水を買った。14.51ドルくらいだった。物価が高いことは話には聞いていたし、空港だから尚更であるが、高すぎである。愛知県が誇る激安ショップ「キンブル」に行けばその金額で着物が10枚買える。
さらには、20ドル紙幣の現金で買ったのだが、「お釣りのコインが無い」とのことで、もらえるはずのお釣りがもらえなかった。こういうものなのか?それともわたしは騙されたのか?
アメリカに来て感じた、日本ではあり得ないこと2つ。