日本の秋祭りは元来「米🌾たくさん収穫できた 神様ありがとう」の意味のはずだが、今の農政、米市場、消費者行動、米業界・農機具業界の産業構造、食料安全保障の在り方を見るとどこにも感謝できるものは無い。むしろ米の神に謝るくらいのことをしなければ、祭りの論理に従って言うならば「祟りが起きる」。
<民間コメ輸入>
2024年輸入 1015トン
2025年輸入 96,800トン
– 前年比95.4倍
– うちアメリカ産コメ78.1%
<ミニマルアクセス米(政府購入米)輸入(枠: 77万トン)>
2025年7月22日日米関税交渉
ト「関税25% → 15%にしてあげるからアメリカ産MA米75%輸入拡大せよ」
↓
2024年アメリカ産コメ輸入 34.6万トン
2025年アメリカ産コメ輸入 50.6万トン
前年比 +46%
2024年タイ産コメ輸入 28.6万トン
2025年タイ産コメ輸入 14.3万トン
前年比 −50%
泡盛の米(MA枠に依存)
タイ料理の米
2024年オーストラリア産コメ輸入 7.0万トン
2025年オーストラリア産コメ輸入 2.8万トン
前年比 −60%
外食の米
タイ米の方が安い。アメリカ米の方が高い。 → 150億円負担増。
つまり
・恐喝から自動車関連産業を守るために米業界・泡盛業界を壊した
・ついでにいうと肥料はロシアのウクライナ侵攻前と後で比較すると2倍(肥料の原料はほぼ輸入)(中国の輸出規制も) → (具体的にいうとムスス米は)年間50万円の負担増加
・すべての皺寄せは生産者へ 社会「自己責任でよろしく」 → 生産コストと販売価格の両面で圧迫 → 米農家離農
この状況下で「伝統」と言って行われている秋祭りは、本目的のためでなく、ただそれを遂行するためだけに「伝統」を行っていると言わざるを得ない。「伝統」というラベルをキープするためだけの行動であり、参加するとは自分に「伝統の一員で証」というラベルを貼るだけの行為にしか見えない。「なんか祭っていいじゃん」は何も考えていないということにほかならない。
米問題が解決しない限り、秋祭りには決して賛同できない。
泡盛の行末が気になる。